20141113

平成26年10月25日(土)に、「みなと講演会(紋別)」を開催致しました。たくさんの方々にご参加、ご協力を頂き、無事開催できましたことお礼申し上げます。

以下、内容に関しましてご報告致します。

みなと講演会(紋別)・紋別港視察 概要報告

1.講演会
(1)日時等
日時:平成26年10月25日(土)16:00~18:35
場所:紋別市ホテルオホーツクパレス
主催:みなとオアシス「もんべつ」運営協議会・NPO法人マリンネットワーク、寒地港湾技術研究センター
参加者:約250名

(2)特別講演(武部 新 衆議院議員「オホーツクから北海道を新に!」)での主な発言概要
特別講演1

  • それぞれの地域にはそれぞれの自然に合った生活がある。
  • みなとを中心としたまちづくりは、新たな段階に入っており、みなとオアシスはそのひとつである。海の近くに住んでいる我々は重要なことである。
  • 増田レポート(増田寛也(元総務相・岩手県知事)が日本創世会議・人口減少問題検討分科会の議長となってとりまとめた報告)によると日本の人口減少対策は待ったなしの状況であり、定住化を進めていかなければならない。雇用をさせる産業の推進、住む環境(病院、教育)を整え若い世代が安心して暮らせる社会が必要。
  • 交流人口を増やす方法として、外国人の受入体制を考える。レンタカーや自転車で回る台湾外国人が増加している。交通標識を多言語化していく必要。
  • 台湾では「北海道」というブランド力があり、それを効果的に使うことが重要。
  • サハリンは北海道に魅力を感じており、紋別を特別区にしてロシア観光客を受け入れるなど、地元から大きな提案をしたらよい。
  • 紋別のように港湾も空港もあるまちは少ない。地方都市のグローバル化が重要。オホーツク海にはメタンハイドレードがあると言われており、エネルギー供給基地となる可能性がある。
  • まちを元気にするためには人材が最も重要であり、リーダーを育成していかなければならない。

(3)講演(高田 昌行産業港湾課長「みなとまちの賑わい」)の概要
講演1

  • 「ないものねだり」から「あるもの探し」へというメッセージを盛り込みながら、海からアプローチした紋別港のポテンシャルについて触れつつ、全国のみなとオアシスの事例紹介、クルーズ100万人時代に向けたクルーズに関する紹介等が行われた。

(4)パネルディスカッション

  • 紋別市長等のみなとオアシス「もんべつ」の関係者がパネラーとなり、高田課長の講演をヒントに、「紋別港を活用した地域活性化を考える」というテーマで意見交換。
  • パネラーからは来年の宮古開催のsea級グルメに紋別から参加する旨の宣言が出されると共に、意見交換の中で、クルーズの誘致、北海道みなとオアシスマルシェ(仮称)等を取り組んでいくことが確認された。