2012年10月19日(金)18:00~ 第1回マリンナレッジサークルを開催しました。

漁業者、研究者、民間企業、行政等の多様な人たちが集まり、地域の課題や様々な対策等についての意見交換を目的としています。

1回目は「まずは北海道の漁村地域を知ろう」というテーマで、21人が参加しました。北海道水産林務部の山口修司主幹(当NPO法人理事)からの話題提供の内容は、水産物の生産動向、海域別の所得格差、水産物消費動向、水産物輸出動向など全般にわたるものでした。

当日の資料:「北海道の水産業と漁村 ~現状と課題~」

意見交換では、山口さんへの質問のほか、魚食普及や6次産業化に関する意見が多数でました。
魚食普及には子供の時からの食育が重要であること、地域の魅力ある資源に、地域の人が気づいていない、水産物に付加価値をつけているのはむしろ本州の人である、といったご意見のほか、地球温暖化とサケ資源の関係について参加者からコメントを頂いたほか、道産品だけを使い料理を提供する居酒屋構想など参加者から提言があり、飲みながらということもあり盛り上がりました。

次回以降も、様々な視点とテーマで企画し開催していきたいと思います。話題提供して下さった山口様、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。